消費税率アップになる前が不動産購入のチャンス
消費という字面に合わないように思えますが住宅売買は、消費税と大きな関係があります。この消費税は、不動産物件の購入に大きく影響してくるからです。
人々が普段の買い物で何かを買う際には、まず間違いなく消費税が発生します。現状の法律では、200円の物品を購入した際には税金が16円発生する事になります。
またその税率は、情勢により変化します。それは普段のショッピングだけでなく、不動産物件の売買でも同様なのです。
例として5000万円の物件を購入した時には、400万円の消費税がかかってきます。さらに言うとその税金は、いわば賃貸物件にも関わってくる事があります。
というのも賃貸物件の中には、住宅でないものがあるのです。駐車場やオフィス物件なども賃貸の不動産物件の1つとされますが、年間の賃料の合計が一定以上を超えると消費税が発生する事になります。
つまり販売中の物件だけでなく、賃貸の不動産物件にも消費税がかかってくる訳です。ただし住宅の賃貸物件だと、その税金はなんとかかからないのです。
あくまでもオフィスや店舗などといった物件で、ある程度高めな賃料の物件のみ税金が必要になる事になります。
また人によっては、消費税が重い負担だと感じている事もあります。上記のような400万円の場合の例ですと、それは軽視できない金額だと思っている方も多くいます。
それに消費税が、状況によって変わるかもしれません。現在のルールでは8パーセントになっているのですが、状況によっては今後10パーセントになるかもしれないのです。そのような訳でそのパーセントが変わる前は、販売数が上昇する事もあるでしょう。
なぜなら10パーセントだと、400万ではなく500万になってしまうからです。差額の100万、それを節約したいと考えている方々もたくさんいます。
消費税の率がアップする少し前のタイミングでは、物件を契約する数が多くなる傾向があります。上がる前にそれを購入しておけば、節税などにつながる事が多いからです。いわゆる駆け込み需要という名称が付いています。