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インターネットサービスのクラウドを選ぶ

各企業のインターネット担当者の所に、頻繁にシステム関連の会社より営業の人がやってきます。そんな時、どう判断すればいいでしょうか。営業の担当者の言葉だけを盲目的に採用してしまうと、不利益を被りかねません。営業の人に誤魔化されずにインターネットサービスを選ぶ方法をここではご紹介してみたいと思います。

たとえサービスの内容が似ていても、サービスを提供するインフラとなるもののセキュリティや可能性はそれぞれ違いがあります。サーバーのダウンをみこし、二重化やバックアップ等の対策がされていなければリカバリーするまでにかなりの時間を必要としたり、事態によっては復旧が不可能なことも・・・。ある調査の結果、世界でクラウドを利用する企業の4割程はクラウドのデータ喪失とそれによるバックアップの復旧を経験していて、7割近くの会社がそのデータ復旧の失敗を経験済みです。また2割ほどの企業がクラウドでの惨憺たるデータ喪失から復旧するまでに3日以上もかかったと回答しています。
このようなトラブルはどこでもありえる可能性があると考えて、クラウド業者にあるデータセンターがどのような設備であるか、トラブルになったときに対策をどのようになしているか、バックアップ対策をいかになしているかなどを契約する前に確認する必要があります。そうすれば、安心できる業者を探すことができます。

インターネットは他の利用者の利用状況により、利用が可能な帯域が変わってきます。リアルタイムでデータを送受信するシステムの連携とか、常に大きなサイズのファイルの転送の場合には不向きです。
が、現在では通信事業者がクラウドに対応したサービスを提供していて、使用帯域や優先使用を制御することが可能なので、遅延が発生することはかなり少なくなりました。

以上がインターネットの使用上の注意です。上述した注意点がユーザーのお役に立つことを願っています。ぜひ参考になさってみて下さい。